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2008年02月25日

●CoffeeTripp Vol.47「メロウなジャズソウルといえばこれでしょ!- Marlena Shaw」(08/02/21)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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世に「メロウ・ソウル」と謳っている音源は数あれど、その中で間違いなく最高峰であろう一枚・・・Marlena Shawが、Blue Noteレーベルに残した傑作アルバム「Who Is This Bitch, Anyway?」

カウント・ベイシーバンドの歌姫にして、Blue Noteレーベル初の女性アーティスト・・・そう聞くとさぞかし典型的なジャズヴォーカルアルバムなのかと思いきや、いわゆるブルーノート的ジャズとは程遠い70'sサウンドのメロウなジャズ・ソウル。
(これが90年代になってDJ系のフィールドで注目を集めたというのは、なかなか面白い話ではあります)
そして音自体はジャズではないものの「深夜にグラスを傾けながら聴ける深みのある音」という意味では、Blue Noteの名盤と並びうる素晴らしい作品に仕上がっています。

デヴィッド・T・ウォーカー、ラリー・カールトン、チャック・レイニー、ハーヴィー・メイソンといった往年の世界的名プレイヤーを従え、ジャジーでメロウなサウンドとゴスペルルーツのソウルフルなヴォーカルを融合した「トロける感触」が最高の一枚です!

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【2008.2.21 Air-play】
1.You Taught Me How To Speak In Love
2.Street Walking' Woman
3.A Prelude For Rose Marie〜Rose Marie (Mon Cherie)
4.Loving You Was Like
A Party
5.Feel Like Makin' Love
  /Marlena Shaw
★今回のオープニング&エンディング曲
『Bossa de la Seine-セーヌ川のボッサ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月14日

●CoffeeTripp Vol.46「世界で一番美味しいBrownie! - Clifford Brown」(08/02/14)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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今日はバレンタインデー。バレンタインといえばチョコレート。チョコレートと言えばチョコブラウニー。そしてBrownieといえば・・・
モダンジャズ史上最高のトランぺッター、Clifford Brownをお届けしたいと思います。

さて、既に多くのジャズファンが語っている通り、ブラウニーが25年という短い生涯に残した盤に駄作は一つもないのですが、じゃあ最高傑作は?というと・・・やはり僕は迷わず「Clifford Brown & Max Roach」を推したいと思います。
真に奇跡のプレイと楽曲が詰まっている、永遠に輝き続けるモダンジャズの宝石のようなアルバムです。
溢れんばかりのイマジネーションが輝くブラウニーのインプロビゼーション、最高のA列車のようにドライブするローチのドラミング、ランドとブラウニーの肉厚なユニゾンテーマ、お兄さんとは違って力の抜けたパウエルのピアノプレイ・・・
こんな演奏が(しかも完全一発録音で!)存在することができた時代があったなんて!

なんかね、もう、流れてる空気からして違ったんだろうな、'50年代って・・・という気がします。
昔のジャズを語る時、「古き良き」という言葉がよく使われますが、
ブラウニーのペットは「古き良き」じゃなくて「古いのに今なお最高!」

ジャズに「マニアック」「暗い」みたいなイメージを持っている方がいたら、ぜひこれを聴いてみて欲しいです。
「ジャズは溌剌とした音楽なんだよ!」ってこと、分かってもらえると思います。

ほんとに世界で一番美味しいブラウニーです!

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【2008.2.14 Air-play】
1.Parisian Thoroughfare
2.Daahoud
3.What’s New?
4.Joy Spring

Clifford Brown & Max Roach (1,2,4)
Helen Merrill with Clifford Brown (3)


★今回のオープニング&エンディング曲
『Bossa de la Seine-セーヌ川のボッサ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月11日

●CoffeeTripp Vol.45「ハードボイルド・ヴィブラフォン - Roy Ayers」(08/02/07)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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1990年代以降の再評価により多くの音源が再発され、今やクラブDJやHIPHOP系アーティストから絶大なるレスペクトを受けるヴィブラフォン奏者、Roy Ayers。
1963年「West Coast Vibes」でのデビューから現在までの長いキャリアの中、スタンダードなジャズに始まりながらもオリジナリティーのあるスタンスを確立し、それを堅持し続けた「ジャズヴィブラフォン界の異端児」ともいえる彼の音楽に、時代がようやく追いついたのか・・・という気がしてなりません。

僕がロイエアーズの曲を、もう何十回も(もしかしたら百回以上)聴いているのに、またターンテーブルにのせてしまう理由は、「音楽に対して自由すぎるほど自由なアプローチをしているのに、いざ聴くとスッと気持ちよく、自然に聴けてしまう」からだと思っています。
その自然さは、あたかもおいしい空気のようです。
(実は聴き始めた最初の頃、ロイエアーズの「エアーズ」は空気のAirのことだと勝手に勘違いしてました(笑))

そしてその聴きやすさの中に、意外なとこから引っ張ってくるカバー曲の秀逸な選曲、いわゆる従来型の「ジャズ・ヴィブラフォンサウンド」のイメージを覆すヒップでファンキーなリズムアプローチをはじめ、思わずニヤッとしてしまうスパイスが随所にちりばめられています。

1973年のジャック・ヒル監督/パム・グリア主演によるカルト的名作映画「Coffy」で着目を浴び、以降1975〜76年の間に驚異的なペースでリリースされた「Mystic Voyage」(1975) 「A Tear To A Smile」(1975)「Vibrations」(1976)「Everybody Loves the Sunshine」(1976)。
今回はこれらの作品のなかからセレクトしてお送りしたいと思います。

70年代特有のタイトで乾いたグルーヴとヴィブラフォンの芳醇な響きが醸し出す「ハードボイルド・ジャズ・ヴァイブ」、ぜひ一度お試しあれ。


【2008.2.7 Air-play】
1.Searchin’
2.The way of the World
3.Mystic Voyage
4.Time and space
5.Everybody Loves the Sunshine
〜/Roy Ayers

★今回のオープニング&エンディング曲
『Bossa de la Seine-セーヌ川のボッサ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月02日

●CoffeeTripp Vol.44「Lover's Rock〜愛され系UKレゲエの歌姫 - Sandra Cross」(08/01/31)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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70年代UKレゲエ〜SweetなLover's Rockの歌姫、Sandra Cross。
彼女のアルバム「100% Lovers Rock」の天真爛漫なジャケット・・画用紙に絵の具で描いたような水色いちめんの空に、黄色い太陽がポッカリ浮かんでいるだけ・・・との出会いは、まさにジャケットそのもののような音〜Lover's Rockとの出会いでもありました。
そのゆったりとしたハッピーで暖かい音は、僕の心をとらえて離さなかったのです。
いまからもう10年以上前のことです。

サウスロンドン出身。厳格なキリスト教信者の両親の元、幼い頃から教会のゴスペルクワイアーでわずか9歳にしてリードシンガーを取り、14歳の時にはラヴ&ユニティのオーディションに最年少で合格と早熟な才能を発揮。自身の作曲による「I Adore You」でUKレゲエチャートNo.1を獲得したのを皮切りにチャートを席巻、その後ソロに転じてThe Mad Professor率いるAriwaに参加し看板シンガーとして活躍と、UKレゲエシーンを代表するSandra Crossですが、彼女が歌う一連のThe Mad Professor作品は、とにかくいつ聴いてもヴォーカルとトラックのバランスの良さに驚かされます。
タイトで硬質ながらアナログ感溢れる音質が心地よいリズムトラックに時折織り込まれる、水を打ったようなダブ・エフェクツ、その間を泳ぐSandra Crossの柔らかい歌声のコンビネーションは、まさに新たなサウンドの重力バランスをレゲエ界にもたらしたといっても過言ではないと思います。
でもまあ、こんなウンチクはともかく、とにかく聴いていて気持ちよいこと。これにつきます。

そしてこのハッピーサウンドをクリエイトしている黒幕は、UKレゲエシーンの大御所プロデューサー、The Mad Professor。
スタジオレコーディング機材のサービスエンジニアとしてキャリアをスタートし、Ariwa Soundを立ち上げた彼ならではのエンジニアリングとプロデュースをシームレスに統合するその卓越した手腕なくして、この音は生まれ得なかったと思います。

ぜひ一度、時間が止まったかのような音の楽園を、感じてみてください。

【2008.1.31Air-play】
1.Can I Be Your Girl
2.I Adore You
3.Gonna Take A Miracle
4.Miracles Of Dub
5.Waiting For The Chance
〜/Sandra Cross

★今回のオープニング&エンディング曲
『Ritual Fire Dance(Future-Red Mix)-“恋は魔術師”より「火祭りの踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)