2007年12月08日

●CoffeeTripp Vol.36「神秘的なケルトミュージックへの誘い」(2007/12/06)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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今年ももう残すところあと3週間。
そんな12月最初のコーヒートリップは、冬の深い森や霧を連想させると同時に、
フィドル、アイリッシュハープ、ブズーキ等の民族楽器の独特の響きが不思議な暖かみを持つケルトミュージックをご紹介しています。

日本で有名なケルト系ミュージシャンというとやはりENYA、Celtic Womanあたりでしょうか。
そして古くはあの「エクソシスト」のテーマで有名なイギリスのプログレミュージシャン、マイク・オールドフィールドもケルトミュージックに大きな影響を受けています。

ケルトという言葉は、むかし世界史の授業で習った「ケルト民族」から来ているのですが、
その起源は紀元前にさかのぼり、紀元前400年頃には現在で言うヨーロッパの6〜7割の面積に分布していたと言われています。
それほどの長い歴史を持つ民族なのでその末裔は世界各地に分布し、イギリスのあるグレートブリテン(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォルも含む)から、フランス(ブルターニュ)、スペイン(ガリシア)、ポルトガル、そしてカナダ(特にケープ・ブレトン島)やアメリカなどに住んでおり、それぞれの地域においてキャラクターの違うケルトミュージックを生み出しています。

ENYA等のサウンドイメージからはゆったりした癒し的なイメージが強いですが、その一方でリールやジグと呼ばれる熱くリズミカルな民俗舞曲も多く、そのサウンドを聴くと地元のパブで夜な夜なミュージシャンによるセッションが繰り広げられるというのも何となくイメージが湧いてきます。
先週ご紹介したフランスのミュゼットも、バルと呼ばれる酒場で庶民に愛された音楽でしたが、
酒、踊り、語らい、男女関係と音楽というものは、いつの時代も一心同体、切り離せないものなんだということですね。

またこれらの舞曲は2分の2(4分の4)拍子のものが多く、ある意味ハンガリーやチェコ辺りの民俗音楽との共通性も感じることができます。
クラシックでいうところのリスト、コダーイ、バルトーク等が好きで、もしケルトミュージックを聴いたことがないという人がいたら、ぜひ聴いてみて欲しいと思います。

先週のミュゼットもそうですが、30分のラジオ番組でその内容をとうてい紹介しきれるものではなく、
これからも折りをみて、より深く突っ込んだ内容でご紹介していければと思っています。
まずは下記リンクで、その音に触れてみてください。


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【2007.12.06 Air-play】
1.Jigs: The Boys Of The Town - Jackson'sJig - The Connaughtman's Rambles  
 /Matt Molloy
2.Limber up - Contradiction Reel - New Line to Dublin/Skylark
3.Both Sides The Tweed/CAPERCAILLIE
4.Gavotten Ar MenezGavotten Ar Menez/Kornog
5.Rhythm of Nature/RoundTripp

※FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)