2008年06月15日

●CoffeeTripp Vol.61「40年の時を超えてよみがえるあの名曲たち- "Timeless" Sergio mendes」 (08/06/12)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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セルジオメンデスといえば、もっとも有名な黄金時代はやはり1966年発表の『Sergio Mendes & Brasil '66』を皮切りにスタートした1966年~70年にかけてだと思いますが、
今回紹介するアルバムは2006年作の好盤、「Timeless」。

アルバムタイトルがそのまま参加ミュージシャンのセルジオメンデスへのレスペクトを表しており、そして中身も往年の名曲を(しかも少々マニアックなSergio Mendes & Brasil '65からの作品も入っています)現在の感性やサウンドストラクチャーでより多くの人に聴きやすいかたちで再構築したアルバムになっています。
セルジオメンデス的プロデュースワークは抑えられており、Black eyed peasのウィルが大活躍!そしてこのバランスが「往年の名曲を今に伝える」好バランスを生み出しています。

いわゆる「ブラジル的なワールドミュージック」のカテゴリではなく、
ソウル、ヒップホップ、エレクトロニカなど幅広いジャンルの音を包括した、より広い意味での「ワールドミュージック」・・・をこれからの季節、まだまだ聴いてしまいそうなアルバムです。

今年早くも最新作をリリースしたセルメン、まだまだ目が離せませんね!


【2008.06.12 Air-play】
1.SAMBA DA BENCAO(SAMBA OF THE BLESSING)
2.SURFBOARD
3.LOOSE ENDS
4.LET ME
5.BERIMBAU/CONSOLACAO

/Sergio mendes

★今回のオープニング&エンディング曲
『Pavane pour une infante defunte(Beauty-Flow Mix)-亡き王女のためのパヴァーヌ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年03月26日

●CoffeeTripp Vol.51「美しく可愛らしいこと。心地良いこと。上手いかどうかはその次のこと---Astrud Gilberto」 (08/03/27)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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タイトルで誤解を与えてはいけないので初めに釈明しておきますと、僕はAstrud Gilbertoが大好きです。

初めて「本物のボサノバ」を間近で見たのも、実はAstrudが来日した時でした。

当時まだガキといって差し支えない年齢だった僕は、その胸に大きな期待を抱いて、それと引き換えに大枚をはたいて見に行った記憶があります。
(完全に周りの年齢層からは浮いていました)

既にその時Astrudは僕の母親もしくはそれ以上の年齢でしたが、
実際に本人を目の前にして見ると・・・
彼女は「本当に素敵なお母さん」だったのです。

Astrudの醸し出す雰囲気やたたずまい、
時を経て「深みのあるあどけなさ」を感じさせるヴォーカルの暖かさは、本当に心地よいものでした。

ヴォーカルテクニック云々を語る人は、細かいところが気になってしまうと思うので聴かない方が良いかもしれませんが、
そもそもボサノバというものは「美しく可愛らしい、心地良い」ものなのですから、
やはりAstrudはまぎれもなく「ボサノヴァの女王」なのです。

・・・ヴォーカルテクニック云々を語る人も、万が一聴いたことなかったらまあ一度聴いてみてください(笑)

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【2008.3.27 Air-play】
1.On my mind
2.Photograph
3.Call me
4.Berimbau
5.So nice
6.Dindi
7.The Girl from Ipanema
  / Astrud Gilberto
★今回のオープニング&エンディング曲
『Dance of the hours (Italian-Lounge Mix) from La Gioconda
 -“ジョコンダ”より「時の踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2007年12月29日

●CoffeeTripp Vol.39「セルジオ・メンデス Brasil '65特集」(2007/12/27)

★CoffeeTripp Vo.39を試聴する

セルジオ・メンデスといえば、何といっても有名なのは「マシュケナダ-Mais Que Nada (Ma-Sh Kay Nada)」そしてカバーもののCole Porter「Night and Day」、Beatles「Day Tripper」「Fool on the hill」「ノルウェイの森-Norwegian Wood」で一世を風靡した【Brasil '66】時代だと思うのですが、僕は今回紹介する【Brasil '65】のほうが好きなんです。
たぶん最初に自分で買ったセルメンがこれだった、というのもあるんですが、1950年代後半〜60年代前半のジャズからの影響を感じさせるアコースティックな透明感、そしてボサノバ・オリジナルの楽曲の素晴らしさが光る名盤だと思います。
一聴すると素朴で飾り気のない音で、【Brasil '66】以降のコーラスワークやエレクトリックピアノを全面に出した厚みのある音と比べ遜色があるように聴こえますが・・・何度も聴くうちにその考えは間違っていた事に気づかされるはずです。そのシンプルな美しさ故に、飽きが来ること無く何度も聴ける素晴らしい作品なのです!
このCDを朝にかけると、本当に「朝早く、緑豊かな庭に水をまいた時のような」瑞々しい空気が部屋いっぱいに広がります。

初々しいウィスパー・ヴォイスのワンダ・ヂ・サーとマルコス・ヴァーリのシンプルで美しい旋律が魅力の名曲「So Nice」、ボサノバ界の天才ジョアン・ドナートがみずがめ座の婦人に捧げたメランコリックなミディアムボッサ「Aquarius」、そしてトムジョビンによる不朽の名作にして、その中でも1、2を争う出来だと個人的に思う「One Note Samba」・・・
真に捨て曲なしの一枚です。

ついに2007年最後のCoffeeTripp。
聴いていただいている方、読んでいただいている方、ありがとうございました。
そして今回は年末特別企画(←しかし何のヒネりもないネーミングですな、ハハハ)として、番組を聴けない方のために、番組の最初の部分を特別にmp3でアップしました!
番組の雰囲気だけでも伝われば、と思っています。
★CoffeeTripp Vo.39を試聴する

来年もみんながくつろいで聴ける、よりよい番組にしていきますよ!
楽しみにしていてください!

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【2007.12.27 Air-play】
1.So Nice
2.Aquarius
3.Let me
4.Tristeza Em Mim
5.Consolação
6.Muito A Vontada
7.One note samba
8.Rhythm of Nature/RoundTripp
※FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

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