2008年08月22日

●CoffeeTripp Vol.69「Late80's〜Early90'sのAcid Jazz Funkの金字塔ダ!---brand-new heavies」(08/08/14)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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今回は80年代後半からのAcid Jazz〜Jazz Funkブームの黎明期を駆け抜けたBrand New Heaviesのデビュー作「Brand New Heavies」をお届けします。

最初にこのアルバムを手にしたのは10代だったんですが、それまで国産のライナーがぎっちり入ったCDに慣れていた僕にとって、インディーズもののCD・・・ペラペラの粗悪な紙一枚のライナー、ジャケット写真加工の安っぽさ、見たとこもないインチキくさいレーベルマークすべてが怪しげなCDでした。
しかし!CDプレイヤーに乗っけてみると、パンチのあるファンキーでキャッチーなサウンドが!日本のCDと全然違う、みたいな。
今思うとレコードからCDへの移行初期のCDは音が固いわ音圧は低いわで最低でしたが、その中で80年代後半に手にしたCDの中ではかなりファットなアナログっぽい音をしてたと思います。

より完成度と洗練を高めたjamiroquai、Incognitoのjazzfunkサウンドも素晴らしいですが、
そんな中でも抜群の80's的な下世話なキャッチーさ、意外な音楽性の幅の広さ、ファンク度の高さを誇るBNHの本作は、今なお色褪せない名盤だと思っています。
「Shakedown」のファンク・グルーヴは秀逸!

1.Dream Come True
2.Put the Funk Back in It
3.Shakedown
4.Never Stop
5.Stay This Way

brand-new heavies / brand-new heavies

★今回のオープニング&エンディング曲
『Horizon』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)



「あなたの知らない邦楽が、ある。」

ダイナミックでメロディアスなスキャットボーカルと、しなやかなグルーヴの融合。Jazzfunk、Bossa、Electronicaのサウンドを新次元に昇華した2nd アルバム、音楽に飽きたオトナたちへ。

RoundTripp 2nd Full Album「Fly to Possibility」を試聴する

2008年03月16日

●CoffeeTripp Vol.49「'94年、最高のライブバンドだったJamiroquai の最高傑作!“Return to the space cowboy” (08/03/13)

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ここのところややマニアックなアーティストをご紹介してきましたが、今回からちょっと有名どころということで、今やもうJazzFunk界の大御所、ジャミロクアイ。

1993年のデビューからもう15年、バンドのメンバーは次々と入れ替わり、今やオリジナルメンバーはジェイケイのみ(個人的にはDrsのDerrick McKenzieは「ぎりぎり」オリジナルメンバーかなと思いますが)、サウンド的にも実質ソロプロジェクト的な感じですが、今回紹介する1994年発表の2nd「Return to the space cowboy」は、ジャミロクアイが「最高のバンドだった」瞬間を捉えた名盤です。

Sly & Family Stoneや70年代Stevie Wonder 3部作あたりを彷彿とさせるモコモコ・ファンクサウンド、Toby Smithのジャジーなローズと個性的なコードワークによるソングライティング、Jay Kayのバランス小さめのハスキーでタイトなボーカル、そして何といってもStu Zenderのベース!アメリカ経由のファンクスタイルを踏襲していながらブリティッシュ特有の知的なエッジも併せ持つセンスがこのバンドの個性とクオリティーを決定づけています。

一般的かつ商業的には3rd「Travelling Without Moving」が日本でのプロモーション戦略の成功とも相まって最高傑作とされていますが・・・まあこのアルバムもかなり素晴らしいアルバムだけど、ちょっとバランス重視というか、バラエティーに富んだ選曲とか、計算された感じが出て来てしまって(だから売れたんだろうけど)。
そういう「計算」や「調整」を超えた音そのもののパワーやセンスが最高に感じられるのは、まぎれもなく2ndです。
ちょっと前のアルバムですが、これを聴き込まずしてジャズファンクしいては昨今のクラブジャズを語るな、というぐらいの傑作だと思います。

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【2008.3.13 Air-play】
1.Stillness in Time
2.Manifest Destiny
3.Mr.Moon
4.Space Cowboy
  / Jamiroquai
★今回のオープニング&エンディング曲
『Dance of the hours (Italian-Lounge Mix) from La Gioconda
 -“ジョコンダ”より「時の踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年03月09日

●CoffeeTripp Vol.48「しなやかにして攻撃的なCrossover/Electronicaの異端児 - The Underwolves (08/03/06)

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このThe Underwolvesというグループは、たぶん多くの方々にとってかなりのマイナーリーグな存在だろうと思います。
まあ、だからこそ敢えて紹介するわけですが。

しかし今回紹介するこのアルバム「Under your sky」は聞き逃してはいけません。
60〜70年代クロスオーヴァージャズのクールな質感を、ドラムンベース、エレクトロニカ、ダブ、レゲエなどのエッセンスと見事に調和させた音を作り出しています。
そして特筆すべきは、その本格感だけでなく、キャッチーなポップセンスも併せ持っているところです。
アルバムのトップを飾る「Stay a while」なんて、Charaが好きな人ならばっちりストライクという感じだし。
とにかくヴォーカリストをはじめ楽曲のフロントを彩るミュージシャンのセレクトがセンスいいです。

残念ながら彼らは2001年のこのアルバムをリリースした後は、これのリミックス盤しかリリースされていないようですが・・・何やってるんでしょう?

まあそれはともかく、このアルバムはマイナーにしてTimelessな一枚であることは間違いないので、ぜひ聴いてみましょう。


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【2008.3.6 Air-play】
1.Unexpected Days
2.Comin Home
3.Bird Song
4.Stay a While
5.Lay Down
  /The Underwolves
★今回のオープニング&エンディング曲
『Dance of the hours (Italian-Lounge Mix)from La Gioconda
 -“ジョコンダ”より「時の踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月02日

●CoffeeTripp Vol.44「Lover's Rock〜愛され系UKレゲエの歌姫 - Sandra Cross」(08/01/31)

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70年代UKレゲエ〜SweetなLover's Rockの歌姫、Sandra Cross。
彼女のアルバム「100% Lovers Rock」の天真爛漫なジャケット・・画用紙に絵の具で描いたような水色いちめんの空に、黄色い太陽がポッカリ浮かんでいるだけ・・・との出会いは、まさにジャケットそのもののような音〜Lover's Rockとの出会いでもありました。
そのゆったりとしたハッピーで暖かい音は、僕の心をとらえて離さなかったのです。
いまからもう10年以上前のことです。

サウスロンドン出身。厳格なキリスト教信者の両親の元、幼い頃から教会のゴスペルクワイアーでわずか9歳にしてリードシンガーを取り、14歳の時にはラヴ&ユニティのオーディションに最年少で合格と早熟な才能を発揮。自身の作曲による「I Adore You」でUKレゲエチャートNo.1を獲得したのを皮切りにチャートを席巻、その後ソロに転じてThe Mad Professor率いるAriwaに参加し看板シンガーとして活躍と、UKレゲエシーンを代表するSandra Crossですが、彼女が歌う一連のThe Mad Professor作品は、とにかくいつ聴いてもヴォーカルとトラックのバランスの良さに驚かされます。
タイトで硬質ながらアナログ感溢れる音質が心地よいリズムトラックに時折織り込まれる、水を打ったようなダブ・エフェクツ、その間を泳ぐSandra Crossの柔らかい歌声のコンビネーションは、まさに新たなサウンドの重力バランスをレゲエ界にもたらしたといっても過言ではないと思います。
でもまあ、こんなウンチクはともかく、とにかく聴いていて気持ちよいこと。これにつきます。

そしてこのハッピーサウンドをクリエイトしている黒幕は、UKレゲエシーンの大御所プロデューサー、The Mad Professor。
スタジオレコーディング機材のサービスエンジニアとしてキャリアをスタートし、Ariwa Soundを立ち上げた彼ならではのエンジニアリングとプロデュースをシームレスに統合するその卓越した手腕なくして、この音は生まれ得なかったと思います。

ぜひ一度、時間が止まったかのような音の楽園を、感じてみてください。

【2008.1.31Air-play】
1.Can I Be Your Girl
2.I Adore You
3.Gonna Take A Miracle
4.Miracles Of Dub
5.Waiting For The Chance
〜/Sandra Cross

★今回のオープニング&エンディング曲
『Ritual Fire Dance(Future-Red Mix)-“恋は魔術師”より「火祭りの踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)