2008年07月18日

●CoffeeTripp Vol.66「RoundTripp祭---第二弾はGroovy RT!」 (08/07/17)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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2週続けて、RoundTripp特集ということで自分達の曲の中から「これはグルーヴィーだ!」というものをセレクトしてみました。
ゆったり身体をゆらすようなものではなく、激しめなのが出そろいましたネ。

RT-Blues はタイトルのとおり、RoundTrippがブルースをやったらこうなる。みたいなものを作りたくて、ブルージー且つ思いっきりファンキーなやつ!に仕上がっているかな、と思います。アルバムバージョンとフルバージョンがありますが、今回はアルバムバージョンの方で。

Speed Up To Youはかなり年期が入っていて、確か初めて吉田さんの曲に歌詞をつけた
ものだったと思います。そうそう、こういうグルーヴィーでスピード感のある曲がやりたかったの!と、特に悩まずにサラっと歌詞を書いたような。。。

The Lunar(Live)、これは大昔にしょうもない歌詞がついており、劇的に生まれ変わった曲です。ほんと、私のせいでこの曲を殺すところでした・・・(^_^ ;)渋谷のライブハウスでの演奏、確かこの時のライブは The Lunarしか歌詞がなくて、ほとんどインスト。こんだけ歌詞歌わなくてスキャットのオンパレードだったライブはあとにも先にもこれくらいかな〜。saxの矢野さんと初共演でした。ラテンの血が騒ぎます(両親日本人ですが・・・)!

Rhythm of Nature、これは今の季節に大変おすすめな一曲です。夏の野外で夜通し歌い踊るような、そんなイメージで。えー、踊り狂うようなイメージでお願いします。

1.RT-Blues
2.Speed Up To You
3.The Lunar(Live)
4.Rhythm of Nature/RoundTripp

★今回のオープニング&エンディング曲
『Horizon』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年07月14日

●CoffeeTripp Vol.65「つ、ついに・・・"First Desitination" --- RoundTripp」 (08/07/10)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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というわけで、2005年9月に発売されたRoundTrippの1stアルバム『First Destination』のご紹介です^^;

実は自分たちのアルバムというのは、ミックスダウン〜マスタリングが終わってそれがプレスに出されてしまうと、その後はほとんど聴かないんです。
(それまで作ってきた過程でいやというほど聴いているので興味は次に向いているし、悪く言うとその時点では聴き飽きているので・・・)

なので今回久しぶりに聴いたわけですが・・・うん、いい曲が多いですね(笑)
ただ楽曲アレンジの面では、今聴くと「青いな〜」と思う部分も多々あり、番組で聴いててちょっと恥ずかしいときもありましたが。

"DS forever!"は、これは任天堂のDSではもちろんなく、フランスの自動車メーカー、シトロエン社の60年代に栄華を極めた歴史的名車「DS」をモチーフに、優雅でスピード感のある新しいジャズをテーマに作曲したものです。
ちなみにDSは「Deesse(女神)」の意味で、オリジナルタイトルはもちろん"Deesse Forever!"

DSのフォトページ(Citroen社)
http://www.citroen.com/CWW/fr-FR/HISTORY/LegendaryAndClassical/DS/PICTURES/22082005_PHOTOS.htm


"Love Inside" そして"Moondrops"は、竹内さんのレンジの広いヴォーカルを活かす美しいメロディーを作ろうと思って書いたバラード&ミディアム。

"Landscape"は、この時点では個人的最高傑作と思っていたナンバーで、サウンドはElectronicaとJazz Funkのハイブリッドという感じです。
原曲は9分以上ある曲なんですが、アルバム1曲目になることが決まった時点で「9分というのはちょっと・・・」ということになり、コンパクトな6分43秒に収まっています;-)


やっぱり1stアルバムだけに、どれも忘れがたい曲たちです。


1.DS forever!
2.Love Inside
3.Moondrops
4.Landscape
  
First Destination/RoundTripp

★今回のオープニング&エンディング曲
『Horizon』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年07月05日

●CoffeeTripp Vol.64「 "アネゴ!"なジャズエンターテイナー - Dee Dee Bridgewater」 (08/07/03)

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今回はDee Dee Bridgewaterの1994年録音のアルバム "Love and Peace: A Tribute to Horace Silver" をご紹介。

Horace Silverへのトリビュートとしてセルフプロデュースで制作された本作は、Horaceのインテリジェントな楽曲をエモーショナルなJazz-Soulフィールで表現するDee Dee、そしてバックミュージシャンは最初でフランスでブレイクした彼女だけあって、Andre CeccarelliやThierry Elirz等を起用、幅広いセンスが絶妙にブレンドされた名盤です。

Dee Deeは若かりし頃はRoy Ayersのアルバムで歌ってたりとかソウル〜クロスオーヴァー的なディレクションの時代もあったせいか、ジャズなんだけどソウルフルな親しみやすいフィールがあって好きですねえ。
ライブステージも東京のBlue Noteで見たことがあるのですが、CDからはなかなかイメージできない強力なパワーとエンターテイナー振りに圧倒された記憶があります。
あと驚いたのが、結構前のほうで見たのですが、その腹筋の凄さ!
「ドレスの中にバスケットボールが入ってるのか?」と思ったくらい。

数々のギグで磨き上げられてきた真の実力を感じるヴォーカリストです。


1.Permit Me to Introduce You to Yourself
2.Soulville
3.Filthy McNasty
4.You Happened My Way
5.Nica's Dream
  
Love and Peace: A Tribute to Horace Silver/Dee Dee Bridgewater


★今回のオープニング&エンディング曲
『Horizon』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年06月26日

●CoffeeTripp Vol.63「虹色に輝くライブ!---Al Jarreau」 (08/06/26)

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Midori@RTです。
今回はアルジャロウの1977年のライブアルバム「Look to the Rainbow」特集。
オープニングの2曲はやっぱり続けて聴かないと。ってことでそのままかけちゃいました。
なんてあたたかい歌とサウンドなんでしょう〜。そしてミラクルなスキャット。声なんだか楽器なんだかわからなくなる部分もあったり。このアルバムを聴くと、自然と顔がゆるくなりますので、ゆるめたい方はぜひ!

1.Letter Perfect
2.Rainbow in your eyes
3.Could you believe
4.Take Five
  /Al Jarreau


★今回のオープニング&エンディング曲
『Pavane pour une infante defunte(Beauty-Flow Mix)-亡き王女のためのパヴァーヌ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)



「あなたの知らない邦楽が、ある。」

ダイナミックでメロディアスなスキャットボーカルと、しなやかなグルーヴの融合。Jazzfunk、Bossa、Electronicaのサウンドを新次元に昇華した2nd アルバム、音楽に飽きたオトナたちへ。

RoundTripp 2nd Full Album「Fly to Possibility」を試聴する

2008年06月09日

●CoffeeTripp Vol.60「シルクの似合う夜----The Isley Brothers」 (08/06/05)

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梅雨に入り、しっとりとした気候も垣間見える今日この頃。
そんな日はしっとりとしたThe Isley Brothersのナンバーを。

1950年代に結成、1959年のファーストリリースから現在まで、50年(!)近くにわたって現役で活動しつづけるIsley。そのレパートリーはキャリアの長さに相応しく、ソウルフルでファンキーなスタイルからメロウでしなやかなバラードまで実に幅広いですが、今回はしっとりとした美しいミディアム〜バラードにフォーカスを当てたセレクションでお届けします。

メジャーなところでは4、5あたりのナンバーですが、
個人的には1、3が最高です。切なくも美しい楽曲、まさしくシルクのようなヴォーカルハーモニーが堪能できます。


【2008.06.05 Air-play】
1.The highways of my life
2.Brown eyed girl
3.Hello It's me
4.Between the sheets
5.For the love of you

/The Isley Brothers

★今回のオープニング&エンディング曲
『A day out!』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年06月01日

●CoffeeTripp Vol.59「自分的に青春のジャズコーラス・エンターテイナー〜The Manhattan Transfer」 (08/05/29)

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ジャズコーラスグループの大御所、Manhattan Transferのデビューは1975年なので、もう今年でデビュー33周年ということになります。

僕がManhattan Transferを聴いたのは大学1年のときで(AOR=ジェイグレイドン色が濃い頃のアルバム「Mecca for Moderns」)、そのときはそれほどのめり込まなかったのですが、
大学3年のアメリカ旅行でマントラのライブビデオを買ってきた頃から少しずつ興味が再燃、そして大学4年の時に学内のジャズコーラスグループにベーシストとして参加することになったのをキッカケに、マントラをはじめジャズコーラスというジャンルを本格的に聴き込むようになりました。(世代的にリアルタイムではないんですが、大学4年の一年間はそのバンドにかなり没頭したので、時期が時期でもあり自分にとってちょっとした「青春」なジャンルでもあります(笑))

そして最初にマントラを聴いたときの「Clifford Brownの"Joy Spring"のソロを、Weather Reportの"Birdland"を、こんな風に表現できてしまうのか・・・!」という驚きは、今聴いても薄れることはありません。

今回ご紹介するアルバムは1985年発表の「Vocalese」
完成まで2年以上を費やしたといわれる本作は、音楽を本当に愛し、尊敬しているからこそ成し得た、まさに金字塔と言えるJazz Vocaleseの名作です。


【2008.05.29 Air-play】
1.Rambo
2.Meet Benny Bailey
3.That's Killer Joe
4.To You
5.Sing joy spring

/The Manhattan Transfer

★今回のオープニング&エンディング曲
『A day out!』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年05月22日

●CoffeeTripp Vol.58「Have You Noticed? - Ludmilla featuring Linda Lewis」 (08/05/22)

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CoffeeTrippブログではお久しぶり、のミドリ@RoundTrippです。
今回のコーヒートリップはLudmilla featuring Linda Lewis の「Have You Noticed?」を特集。

リンダルイスといえば私がもっとも好きなアーティスト!というわけで、当然このコーナー、書かせていただきますヨ!

リンダルイスはイギリス出身のシンガーソングライター。ソウル、フォーク、ジャズ、レゲエの要素を彼女の感性で、ユニ〜クに料理した作品が魅力その1。
そしてなんといっても、魅力その2はソウルフルでありながらイタズラっ子(…表現が古くさい?)のような、かわいらしい歌声です。
名作と言われる「Lark」(=ひばり)というタイトルのアルバムがあるように、青空にはばたくひばりのような、涼やかで愛らしい歌声は、何度私の心を踊らせてくれたことでしょう・・・。

さて、今回ご紹介するアルバムは、ルドミーラというロシア出身のピアニスト兼作詞作曲家の作品で、リンダルイスはヴォーカル参加しています。二人は'86年頃に知り合い、「ブラックロシアン」(・・・ネーミングが安易な気も。。)というユニットを組んでライブを行っていたそうです。一度コンビを解消したものの、また一緒に活動できる日を望み、ルドミーラが曲を作りはじめ、このアルバムが実現。'93年に米国のオレンジ・レコードというインディペントレーベルからリリースされました。

ルドミーラのジャズ〜クラシックの要素、そしてリンダのソウル〜ラテン〜レゲエの要素が絡み合った、オリジナリティーの高い色彩豊かな作品に仕上がっています。

名義で言えば、ルドミーラの作品、ですけどもリンダファンとしては必ず!押さえておかなければいけない1枚だと言えましょう。もちろんリンダの作る曲はユニークで愛らしく、スモーキーでセンチメンタルなところがイイ!のですが、ルドミーラの作った上質で重厚感のある・・・でもポップさも兼ね備えた楽曲、をリンダが歌うと、またひと味違った魅力が引き出されて、「いちファン」としてはルドミラに感謝したくなります。

アルバムはサンバの「Orange Sun」から始まります。大人の女性2人の豊かな感性に溢れ、あたたかく包み込んでくれるような優しく、カラフルな曲たち・・・これからの季節にはもってこいの1枚です♪


【2008.05.22 Air-play】
1.Have you noticed?
2.Don't kiss me goodbye
3.Heartless man
4.Orange sun
5.No time for kissing

/Ludmilla featuring Linda Lewis

★今回のオープニング&エンディング曲
『A day out!』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年05月11日

●CoffeeTripp Vol.57「GW特集③--まさにゴールデンな不滅の70's 3部作Part3"Fulfillingness' First Finale" - Stevie Wonder」 (08/05/08)

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GW特集「Stevie Wonder70年代3部作」もついに最終回!
1974年作"Fulfillingness' First Finale" の中からセレクトしてお送りします。

First Finaleというタイトルの言葉にも表れているように、3部作の最後にふさわしい雄大さ、暖かさに満ちた一枚です。
1、2作目に見られた(特に2作目"Innervisions")緊張感は抑えられ、その分柔らかく、聴きやすくなっていますが・・・歌っている内容は時に悲しく、時に辛辣に、そして美しく心に響きます。
前作"Innervisions"では、タイトル通り人間の内面に鋭い目を向けた、深く沈み込んでいく内容の歌詞が多かったのに対して、本作では人として生まれて、美しい人生を送っていくことの喜び・・・その道程には悲しく辛いこともあるけれど・・・より外に向かっていくようなテーマにシフトしている気がします。

ラスト2曲のBird of Beauty〜Please Don't Goで解き放たれるパワーとソウルは、まさに「fulfillingness」という言葉に相応しい、スティーヴィーの充実ぶりを感じることができます。
そしてそれはfirst finaleであると同時に、次なる超大作「Key of Life」につながっていくのです。


【2008.05.08 Air-play】
1.Boogie on Reggae Woman
2.Creepin'
3.You Haven't Done Nothin'
4.Heaven Is 10 Zillion Light Years Away
5.Bird of Beauty
6.Please Don't Go

/Stevie Wonder

★今回のオープニング&エンディング曲
『A day out!』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年05月04日

●CoffeeTripp Vol.56「GW特集②--まさにゴールデンな不滅の70's 3部作Part2"Innervisions" - Stevie Wonder」 (08/05/01)

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今週はGW特集の第2回目。
Stevie Wonder70年代3部作の第2作目となる1973年リリースのアルバム "Innervisions" の中からセレクトしてお送りします。

僕にとっては、このアルバムがStevie70年代3部作との出会いでした。
それまでは彼の代表作「key of life」とそれ以降のポピュラー寄りの曲を聴いてたんですが、
あるとき(確か18歳ごろかなあ)・・・中古CD屋で何百円かで発見し、金が無い10代の「とりあえず安いから買っとくか」発想で入手したところ・・・
こんなディープでシリアスな世界観をやってたんだ、と驚き。
それまで僕がStevieに対して持っていたイメージと「内省的」という言葉は、あまり結びつかなかったんだけど、
これはまさに「内省的スティーヴィー」の最高傑作だと思います。

そして音楽的には・・・
もう説明の言葉が見つかりませんね。
言葉では語れない、とはまさにこのことです。とにかく、聴いてください^^/


【2008.05.01 Air-play】
1.Golden Lady
2.Living for the City
3.Too High
4.All in Love Is Fair
5.Don't You Worry 'Bout a Thing

/Stevie Wonder

★今回のオープニング&エンディング曲
『A day out!』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)


「あなたの知らない邦楽が、ある。」

ダイナミックでメロディアスなスキャットボーカルと、しなやかなグルーヴの融合。Jazzfunk、Bossa、Electronicaのサウンドを新次元に昇華した2nd アルバム、音楽に飽きたオトナたちへ。

RoundTripp 2nd Full Album「Fly to Possibility」を試聴する

2008年04月22日

●CoffeeTripp Vol.55「GW特集①--まさにゴールデンな不滅の70's 3部作Part1"Talking Book" - Stevie Wonder」 (08/04/24)

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毎日がすっかり暖かくなり、もうすぐGWですね!
そしてGWのコーヒートリップは、4/24、5/1、5/8の3回にわたって、今やThe Living LegendなStevie Wonderの70年代不朽の3部作、"Talking Book", "Innervisions", "Fulfillingness-First Finale" を特集してお送りします。

Stevie Wonderのアルバムはずっと番組で紹介したかったんですが、Stevieの誕生日はGW明けの5月13日!ということもあり、その名にふさわしいゴールデンなWeekに特集しようとあたためていました。

今回ご紹介する"Talking Book"は1972年に発表されたアルバムで、あの不朽の名曲 "You are the sunshine of my life"からスタートしますが、彼のトレードマークであるヴォーカル、ピアノそしてハーモニカのみならず、シンセサイザー、ドラムなど多くの楽器を自らプレイすることにより、ワンアンドオンリーの音世界を作り上げるスタイルを確立した最初の作品ではないかと思います。
初めて聴いた時「いやにミュージシャンのクレジットが少ないなあ・・・たくさん音が入ってるのに・・・?」と思いながらミュージシャンのクレジットを読んでいたら、最後の行に「All other tracks by Stevie Wonder」の一文を発見(笑)驚愕した記憶がありますが、
一流のスタジオミュージシャンですら創り出せない(それは、作曲者が各パートの意図を最も理解しているはず、という原則からすると逆に当然のことなんですが)絶妙のアレンジとコンビネーションがこのアルバムの個性を決定づけています。
もちろんそうは言っても、他の参加ミュージシャンは当然豪華です。Jeff Beck,Ray Parker Jr.Buzz Feton,David Sanborn等、70年代クロスオーヴァー〜80年代フュージョンムーブメントを牽引するミュージシャンによるスパイス溢れる演奏が随所に光っています。

そして何といっても、この時期のStevieは楽曲と声の素晴らしさに尽きます。
大ヒットの"You are the sunshine〜","Superstition"はもちろんのこと、中低域の声質の魅力を存分に活かしたメロウなナンバー"Tuesday Heartbreak"、妖しく不穏な雰囲気の"You've Got It Bad Girl"、後のStevie Balladスタイルの礎とも言える"You and I"・・・まさに黄金の3部作の皮切りに相応しい内容と言えるでしょう。


【2008.04.24 Air-play】
1.Tuesday Heartbreak
2.You've Got It Bad Girl
3.Blame It on the Sun
4.Superstition
5.You and I
6.You Are the Sunshine of My Life

/Stevie Wonder

★今回のオープニング&エンディング曲
『Cinematique』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年04月14日

●CoffeeTripp Vol.53「もはや大御所の域に達した日本バブル期のSoul Diva - Chaka Khan」 (08/04/10)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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Chaka Khanの日本での大ヒットといえば、おそらく80年代バブル期を代表する名バラード「Through the fire」そして同時期にやはりブラックミュージックの頂点を極めたPrinceのカバー「I feel for you」だと思いますが、
このお方ほど時代によって声が違う(それは時代時代によるサウンドエフェクト処理の産物でもありますが、その要素を除外したとしても)ヴォーカリストは居ないのではないでしょうか。

70年代、Rufusと活動を共にしていた頃のチャカは、80年代以降の体型からは想像もつかない(失礼!)セクシーでスリムなスタイルで、ドライ&タイトでパンチの効いた正統派ソウルのヴォーカルスタイルでした。
80年代、ぐっとボリューム感を増した体型、「もはや『胸』ではなく『乳』」とまで称されたド迫力バディはそのまま日本バブル期ソウルの象徴となり、強烈なハイトーンに80年代特有のウェットなエフェクトをふんだんに効かせたヴォーカルサウンドが数々のヒット曲で聴かれ、それがチャカカーンのトレードマークとなりました。
(嘘か本当か知りませんが当時チャカの来日時にはイケメンのホストが身の回りの世話役(何を世話すんでしょうね)としてあてがわれたという、まことしやかな噂があったそうです)
そして90年後半以降はぐっと枯れた声質に変化し、ジャズ方面にシフトした活動が増えてきているようです。

今回は78年のデビューアルバム、そして80年代初頭の2nd、ぎりぎりバブルに入る直前までの美味しい2枚の名作からお届けします。
豪華絢爛な一流ミュージシャンが集結、ベーシスト的にはWill Lee、Anthony Jackson、Abe Laboriel、Phil Upchurch(ギタリストとしてのほうがおそらく有名ですが、ベースも実に秀逸です)をはじめとした最高峰が君臨し、僕自身この2枚は19〜20歳頃までの間に、もっとも完コピしたアルバムです。

なお2008年グラミー賞R&Bアルバム部門を受賞した最新作「Funk this」は、70年代のRufusを彷彿とさせながらそれをさらに新しくブラッシュアップした感じに仕上がっており、Sarah VaughanやAletha Franklinなど大御所に聴かれる太く枯れた声質を帯びはじめたChakaの堂々たるヴォーカルが堪能できます。
今回オンエアの曲が気に入った方は、そちらもぜひCheck!です。

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【2008.04.10 Air-play】
1. Love Has Fallen on Me
2. We Got the Love
3. Message in the Middle of the Bottom
4. I was made to love him
5. I Know You, I Live You
6. And the Melody Still Lingers On (Night in Tunisia)
  /Chaka Kahn
★今回のオープニング&エンディング曲
『Cinematique』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年03月26日

●CoffeeTripp Vol.51「美しく可愛らしいこと。心地良いこと。上手いかどうかはその次のこと---Astrud Gilberto」 (08/03/27)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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タイトルで誤解を与えてはいけないので初めに釈明しておきますと、僕はAstrud Gilbertoが大好きです。

初めて「本物のボサノバ」を間近で見たのも、実はAstrudが来日した時でした。

当時まだガキといって差し支えない年齢だった僕は、その胸に大きな期待を抱いて、それと引き換えに大枚をはたいて見に行った記憶があります。
(完全に周りの年齢層からは浮いていました)

既にその時Astrudは僕の母親もしくはそれ以上の年齢でしたが、
実際に本人を目の前にして見ると・・・
彼女は「本当に素敵なお母さん」だったのです。

Astrudの醸し出す雰囲気やたたずまい、
時を経て「深みのあるあどけなさ」を感じさせるヴォーカルの暖かさは、本当に心地よいものでした。

ヴォーカルテクニック云々を語る人は、細かいところが気になってしまうと思うので聴かない方が良いかもしれませんが、
そもそもボサノバというものは「美しく可愛らしい、心地良い」ものなのですから、
やはりAstrudはまぎれもなく「ボサノヴァの女王」なのです。

・・・ヴォーカルテクニック云々を語る人も、万が一聴いたことなかったらまあ一度聴いてみてください(笑)

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【2008.3.27 Air-play】
1.On my mind
2.Photograph
3.Call me
4.Berimbau
5.So nice
6.Dindi
7.The Girl from Ipanema
  / Astrud Gilberto
★今回のオープニング&エンディング曲
『Dance of the hours (Italian-Lounge Mix) from La Gioconda
 -“ジョコンダ”より「時の踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年03月22日

●CoffeeTripp Vol.50「“つづれ織り”の影に隠るる名作---Carole King-“Music” (08/03/20)

旅行、休日、くつろぎのひととき・・・CoffeeTrippは最高の時間を過ごすのにぴったりの素晴らしい音楽をご紹介します。

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CoffeeTrippもついに50回目を迎えたということで・・・よくも50回もさしたる内容もないトークを繰り広げてきたのかという気持ちと、まあでも自分なりにがんばったんじゃないの、という気持ちが交錯していますが。
そんな今回は、かの有名なキャロルキング。
何と言っても「tapestry(邦題:つづれ織り)」が大ヒットアルバムとして名高く、「So Far Away」「You've Got A Friend」「Natural Woman(You Make Me Feel Like)」などの名曲が入っていることで知られていますが、しかし今回はその直後に発売されたが為にあまりスポットを浴びることのない隠れた名作「Music」をご紹介します。

本人たちも「Tapestry」の成功後、充実したハッピーな状態で制作されたアルバムで、全作の湿っぽい(しかしこれが日本で受けた理由でもあると思いますが)雰囲気がかなり払拭され、より純粋に音楽を追究している感じ〜特にソウル/ジャズ的なものへの憧憬が感じられるアルバムではないでしょうか。
楽曲もキャロルキングそもそもの個性と、ソウル/ジャズ由来のコード感やアレンジがミックスされて、個人的にはより好きな音です。
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【2008.3.20 Air-play】
1.It's Going To Take Some Time
2.Brother, Brother
3.Carry Your Load
4.Growing Away From Me
5.Music
6.Too Much Rain
  / Carole King
★今回のオープニング&エンディング曲
『Dance of the hours (Italian-Lounge Mix) from La Gioconda
 -“ジョコンダ”より「時の踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月25日

●CoffeeTripp Vol.47「メロウなジャズソウルといえばこれでしょ!- Marlena Shaw」(08/02/21)

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世に「メロウ・ソウル」と謳っている音源は数あれど、その中で間違いなく最高峰であろう一枚・・・Marlena Shawが、Blue Noteレーベルに残した傑作アルバム「Who Is This Bitch, Anyway?」

カウント・ベイシーバンドの歌姫にして、Blue Noteレーベル初の女性アーティスト・・・そう聞くとさぞかし典型的なジャズヴォーカルアルバムなのかと思いきや、いわゆるブルーノート的ジャズとは程遠い70'sサウンドのメロウなジャズ・ソウル。
(これが90年代になってDJ系のフィールドで注目を集めたというのは、なかなか面白い話ではあります)
そして音自体はジャズではないものの「深夜にグラスを傾けながら聴ける深みのある音」という意味では、Blue Noteの名盤と並びうる素晴らしい作品に仕上がっています。

デヴィッド・T・ウォーカー、ラリー・カールトン、チャック・レイニー、ハーヴィー・メイソンといった往年の世界的名プレイヤーを従え、ジャジーでメロウなサウンドとゴスペルルーツのソウルフルなヴォーカルを融合した「トロける感触」が最高の一枚です!

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【2008.2.21 Air-play】
1.You Taught Me How To Speak In Love
2.Street Walking' Woman
3.A Prelude For Rose Marie〜Rose Marie (Mon Cherie)
4.Loving You Was Like
A Party
5.Feel Like Makin' Love
  /Marlena Shaw
★今回のオープニング&エンディング曲
『Bossa de la Seine-セーヌ川のボッサ』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

2008年02月02日

●CoffeeTripp Vol.44「Lover's Rock〜愛され系UKレゲエの歌姫 - Sandra Cross」(08/01/31)

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70年代UKレゲエ〜SweetなLover's Rockの歌姫、Sandra Cross。
彼女のアルバム「100% Lovers Rock」の天真爛漫なジャケット・・画用紙に絵の具で描いたような水色いちめんの空に、黄色い太陽がポッカリ浮かんでいるだけ・・・との出会いは、まさにジャケットそのもののような音〜Lover's Rockとの出会いでもありました。
そのゆったりとしたハッピーで暖かい音は、僕の心をとらえて離さなかったのです。
いまからもう10年以上前のことです。

サウスロンドン出身。厳格なキリスト教信者の両親の元、幼い頃から教会のゴスペルクワイアーでわずか9歳にしてリードシンガーを取り、14歳の時にはラヴ&ユニティのオーディションに最年少で合格と早熟な才能を発揮。自身の作曲による「I Adore You」でUKレゲエチャートNo.1を獲得したのを皮切りにチャートを席巻、その後ソロに転じてThe Mad Professor率いるAriwaに参加し看板シンガーとして活躍と、UKレゲエシーンを代表するSandra Crossですが、彼女が歌う一連のThe Mad Professor作品は、とにかくいつ聴いてもヴォーカルとトラックのバランスの良さに驚かされます。
タイトで硬質ながらアナログ感溢れる音質が心地よいリズムトラックに時折織り込まれる、水を打ったようなダブ・エフェクツ、その間を泳ぐSandra Crossの柔らかい歌声のコンビネーションは、まさに新たなサウンドの重力バランスをレゲエ界にもたらしたといっても過言ではないと思います。
でもまあ、こんなウンチクはともかく、とにかく聴いていて気持ちよいこと。これにつきます。

そしてこのハッピーサウンドをクリエイトしている黒幕は、UKレゲエシーンの大御所プロデューサー、The Mad Professor。
スタジオレコーディング機材のサービスエンジニアとしてキャリアをスタートし、Ariwa Soundを立ち上げた彼ならではのエンジニアリングとプロデュースをシームレスに統合するその卓越した手腕なくして、この音は生まれ得なかったと思います。

ぜひ一度、時間が止まったかのような音の楽園を、感じてみてください。

【2008.1.31Air-play】
1.Can I Be Your Girl
2.I Adore You
3.Gonna Take A Miracle
4.Miracles Of Dub
5.Waiting For The Chance
〜/Sandra Cross

★今回のオープニング&エンディング曲
『Ritual Fire Dance(Future-Red Mix)-“恋は魔術師”より「火祭りの踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)


2008年01月27日

●CoffeeTripp Vol.43「カリブ海に浮かぶ魂の歌声 - Jon Lucien」(08/01/24)

波の音やカモメの鳴き声を彷彿とさせる、優しさと深みに満ちたスキャット・ヴォイスとガッドギター。
カリブ海に浮かぶトルトラ島出身のJon Lucienの紡ぎ出す音は、のどかな自然に満たされたその島そのもの、という気がします。

1942年、カリブ海ヴァージン諸島のトルトラ島生まれ。1960年代半ばにニューヨークに移住し、ミュージシャンとしてのキャリアをスタート。
Bossa Nove/SambaのグルーヴとJazz/Soulの情感を絶妙にミックスさせたサウダージ感溢れるサウンドに、自身が影響を受けたと語るナット・キング・コールを彷彿とさせる滑らかなバリトン・ヴォイス、とりわけ独創的なスキャット・ワークは今なお唯一無比の魅力を放っています。

今回は1970年のデビューアルバム「I am now」、グラミー賞にもノミネートされた1973年の名盤「Rashida」、そしてGRPレコード創設者のデイヴ・グルーシンのプロデュースワークが光る1974年作「Mind’s Eye」、個人的にJon Lucien初期の最高傑作と思う1970年代3部作からお届けします。

惜しくも昨年8月に他界してしまったJon Lucienですが、その純粋で計算のない才能、最後まで揺らぐことのなかった音楽への信念に、心から賛辞を贈りたいと思います。

【2008.1.24 Air-play】
1.When The Morning Comes
2.Kuenda
3.Would You Believe In Me
4.Who Will Buy?
5.Love Everlasting
6.Pleasure Of Your Garden
〜/Jon Lucien

★今回のオープニング&エンディング曲
『Ritual Fire Dance(Future-Red Mix)-“恋は魔術師”より「火祭りの踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

↓Amazonに試聴音源アリ!↓

2008年01月19日

●CoffeeTripp Vol.42「比類なきクロスオーヴァー・スタイリスト - Joni Mitchell」(08/01/17)

Joni Mitchellの70年代作品と出会ったのは、10代の終わりに渋谷にあったSwingというジャズ喫茶でのことでした。
確か1960年代からやっている店で97年には閉店してしまったので、僕が行っていた頃はもう最後のほうでしたが、カランカランと鳴るドアを開けると薄暗くカビ臭い店内にでかいプロジェクターとスピーカー、所狭しと飾ってあるジャズミュージシャンの写真、冷えすぎた(そしてたまにぬるい)ビールとおつまみのセット、薄いコーラ・・・渋谷の安っぽい喧噪からドアを隔てて60年代に迷い込んだかのような、まさに時空を超えた空間。
そこで見たのが「Shadows and Lights」のライブでした。

今は亡きJaco、Brecker、Alias、そして珍しくストライプシャツを着ていない黄色いMethenyにLyle Maysというメンツを自在に操る大女(失礼!)、これは誰なんだ!というのが第一印象でしたが、フォーク、カントリーをクロスオーバージャズとミックスさせたサウンドが強烈に印象に残り、翌日からレコード屋を漁って入手したのが「The Hissing of Summer Lawns」「Don Juan's Reckless Daughter」そして「Hejira」でした。
(肝心の「Shadows and Lights」のビデオはなかなか見つからず、翌年アメリカ旅行をした時に行く先々のレコード屋で探しまくり、シカゴのレコード屋で入手することが出来ました)

この3枚は言うまでもなくどれも素晴らしいのですが、
果てしなく広がる北の荒野を旅するロードムービーを聴いているかのような「Hejira」。
今回はこの作品をご紹介したいと思います。
1976年発表の本作タイトルは、アラビア語のHijra(イスラム教の開祖ムハンマドの622年のマディーナへの移住のことを指す)を英語に音訳した言葉で、邦題は「逃避行」となっています。
ジョニ本人いわく、自ら一人旅をしている間に書かれたアルバム、とのこと。
北の大地に広がる銀世界を思わせる冷たさの中に、その大地を独り旅する人の体温や孤独感といった甘い温もりが感じられ、1曲1曲が確実な存在感をもって心のなかに染み込んでいきます。

日常の喧噪を離れ、自分を見つめたい気分の時に聴いてみてほしいアルバムです。


【2008.1.17 Air-play】
1.Coyote
2.Black crow
3.Amelia
4.Hejira
   〜/Joni Mitchell
★今回のオープニング&エンディング曲
『Ritual Fire Dance(Future-Red Mix)-“恋は魔術師”より「火祭りの踊り」』/RoundTripp

★FM AZUR「CoffeeTripp」毎週 木曜10:00(再放送 土曜 22:00)

↓Amazonに試聴音源アリ!↓

2008年01月03日

●CoffeeTripp Vol.40「Happy New Year! ‘Lady Soul’ アレサフランクリン@Atlantic」(08/01/03)

★CoffeeTripp Vo.40ダイジェスト版を試聴する
あけましておめでとうございます。

そしてCoffeeTripp2008年のスタートを彩っていただけるのは、1961年のデビューから現在に至るまで40年以上の長いキャリアを誇る、説明不要の史上No.1女性ソウルシンガー、アレサ・フランクリン。
今回はその長いキャリアの中から1967年〜79年頃のAtlantic在籍時代の作品、そしてその中でもメロウで深みと広がりを感じさせるものを中心にセレクトしてみました。
なぜか年始になると聴きたくなるんですよね。強い精神性と優しさを併せ持ち、どこまでも前向きに歌うアレサのヴォーカルが。

僕のアレサ・フランクリンとの出会いなんですが、
「とりあえずソウルっていったらまずアレサを聴いてみよう!」というのとはちょっと違っていて、自分が好きだったバックミュージシャンの経歴をさかのぼっていったらアレサにたどり着いた、という感じです。
アレサのバックバンド、キング・カーティス率いるキングピンズは、世界最高のエレクトリックベーシスト、ジャコ・パストリアスのスタイルに大きな影響を与えたといわれるジェリー・ジェモット、日本ではDonny HathawayやStuffでのプレイで有名なギタリスト、コーネル・デュプリーをはじめ、チャック・レイニー、バーナード・パーディー等多くの名スタジオ系プレイヤーを輩出しているのですが、
直接のきっかけは、僕が19の時にバンドでコピーしたSteely Danの「Kid Charlemagne」という曲があまりに強力かつ衝撃的で「このリズム隊は何なんだ!」と調